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漢字検定を受けよう

「漢検」「漢字検定」

保護者のみなさんは、もちろん聞いたことはあると思いますが、

住んでいる国や地域によっては、受検機会に恵まれないお子さんは多いそうです。

私はロサンゼルスの日本人学校と補習校に勤務していましたので、子どもたちが挑戦する機会は恵まれていたように感じます。

ただ、日本人がそれほど多くない地域でも、10名以上の受検者が集まるのであれば、準会場登録ができる団体を通して受験が可能です。

 

漢検は、年間200万人以上が受検をする検定試験です。

私が勤務していた日本人学校や補習校では、子どもたちに漢字検定を受検することを勧めます。

理由は単純です。

確実に漢字を覚えて欲しいからです。

そして、多くの言葉と出会って欲しいからです。

 

漢字テストは、スモールステップで繰り返すと知識が定着します。

・週単位で行う小テスト

・学期末のまとめテスト

・年間単位で行う学年のまとめテスト

これらのテストは必ず行われるはずです。

 

でも、年間のまとめテストでカバーできる漢字には限界があります。

それは、テストの作り手(つまり教師)が作る問題数は、多くても50問だからです。

(新出漢字が一番多い3・4年生は200字あります。一番少ない1年生でも80字。

50問テストでは全くカバーできませんね。)

そして、そのテストは「書き取り」が中心になってしまいます。

書き順や送り仮名、部首や熟語など、

いろんな角度から漢字の学習ができるのは、

この「漢検」が最適だと個人的には思っています。

 

問題数は、級によって異なりますが、

小学校1年生対象の10級で85問。

中学校卒業程度の漢字力を試す3級では120問。

びっくりするほど多いとはいえませんが、

十分な量だと思います。

 

私が漢検を受検することを強くお勧めする大きな理由は…

過去問を解いて、対策をすることできるからです。

 

もちろん、合格をすることが目標になるとは思いますが、

この過去問を解くことができることこそが、この漢検の大きな魅力なのです!

 

過去問を解くことで、

いろんな言葉と出会うことになります。

子どもたちにとって、言葉と出会える機会は、

多ければ多いほどいいのです。

 

教科書、読書、テレビや雑誌、会話など、いろいろな場面で第一言語または第二言語として日本語を学ぶ海外に住む子どもたち。

そこに漢検を入れることで、言葉の幅が広がることは間違いありません。

 

しかも、合格をするという目標のために、

漢検に向けた対策をしていくことになるでしょう。

 

つまり、

過去問をガッツリ解く→多くの言葉に出会う →合格をたぐり寄せることができる!

はっきり言って、良いことずくめです。

(お子さんの励みになるのであれば、ここにご褒美が入っても、私は否定しません。)

 

では、合格に向けてどんな学習をしていけばいいのでしょうか。

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